持分譲渡で中国企業再編するメリット

この企業は、徹底した現場主義で中国ビジネスをサポートするコンサルティングサービスを行っています。

特に得意としているのは、中国ビジネス撤退の支援をすることで、これまでたくさんの企業の中国ビジネス撤退を支援してきました。

現在、日本企業の中国企業再編の動きが加速しており、今後この撤退支援サービスの重要性はより高まっていくかもしれません。

当社が中国企業再編でよく使う手法は、持分譲渡というものです。

これは簡単に言えば、企業を売却して撤退をする手法です。

この方法がおすすめできる理由は、まずトラブルが起こるリスクが低いことがあげられます。

企業を清算して撤退しようとすると、様々なトラブルに見舞われる可能性があります。

よくあるトラブルとしては、現地で雇った従業員との間の経済補償などの交渉が折り合わずに揉めてしまうというものでしょう。

また、行政サイドと揉めてしまうケースも少なくありません。

中国は経済大国になったとはいえ、まだまだ法律の整備などは遅れている面があり、不可解な行政サイドの対応がなされることも少なくありません。

このようなトラブルに巻き込まれるリスクを回避するには、売却という選択をするのが一番です。

売却による中国企業再編では、売却先を探す苦労はあるかもしれませんが、会社は存続するため従業員から文句が出にくいですし、行政サイドとの交渉で揉める可能性も低くなります。

そして撤退までの時間・コストを少なくできるというメリットもあります。